あらすじ(ネタバレあり)
フランス革命前夜のロンドンとパリ。医師のマネット博士は18年間バスティーユに不当投獄された後、娘ルーシーと再会する。ルーシーはフランス貴族のダルネー(実はエヴレモンド家の末裔)と結婚する。
フランス革命が勃発し、ダルネーは旧体制の貴族として逮捕され死刑判決を受ける。ルーシーを密かに愛しながらも報われないと悟っていたシドニー・カートンは、ダルネーと容貌が酷似していた。
カートンはパリへ乗り込み、投獄されたダルネーと面会、薬で眠らせてすり替わる。ダルネーはカートンとして脱出し家族と逃げる。カートンはダルネーとして処刑台へ向かう。
「これは私がこれまでしてきた中で最良のこと、最も安らかな休息だ。遠く、遠く……」という内なる言葉を最後に、カートンはギロチンにかかる。
読みどころ
- 「それは最良の時代であり、最悪の時代であった」という最も有名な小説の書き出しの一つ
- カートンという自己評価の低い男が到達する崇高さ
- フランス革命の熱狂と恐怖の歴史的描写